昔の詩を訳すことが難しい理由

私は英語には自信があったのですが、大学の授業でイギリスの詩について扱った時、なんて訳しにくんだとびっくりしました。
何世紀も昔の詩であるということもあり、使っている英語が今のそれとは少し違います。また、社会の仕組みも今と違うので、そのあたりのことも少し頭に入れておかないと理解ができないものでした。

そしてなんといっても、詩独特の言葉選びは、単語自体の意味はわかっても訳せと言われたらなんと表現したいいものかわかりませんでした。頭では理解できるところまで来ても、日本語に直すとなるとかなり長い説明文にしかならないのです。無理に訳してみると、きっと読んだ人は頭をひねることでしょう。

読む人には事前知識として、その時のイギリスの時代背景と文化などを勉強しておいてもらわなければ解読は難しいと思いました。もともと日本語の昔の詩も、行間を読めといわんばかりなので難しいのは難しいのですけどね。そこから何を思うかは読者にゆだねられます。